ももクロの「桃色空」はいいぞ
わたし、スターダストのアイドルがめちゃめちゃ好きなのです。
それは、努力、涙、夢、わたしの大好きなキラキラが詰まってるから。
スタダアイドル=イロモノ、ガチャガチャしてる、っていうイメージに隠されたそのキラキラが最高に好き。ギャップがたまらない。
そんな彼女たちが歌うスローテンポな曲がすごく好き。
イロモノでない曲を歌うときの彼女たちが、ひたすらにまっすぐで眩しくて切なくて好きなのです。
今回オススメしたいのがこちら。
桃色空。
こちらは2016年に発売されたアルバム「白金の夜明け」のラストを飾る曲でございます。
本当に好き。堂本剛さまにはいくら感謝してもしきれません。こんなに良い曲をありがとうございます。
ゆったりとしつつ、でも確実に時間が過ぎていく切ない感じが含まれていて、ちょっとゴスペルっぽくもあり。
空が桃色になる時間帯って、今日と明日の中間地点であり、その色が現れるのはほんの一瞬。だから、今日という日が終わることの切なさと、明日が確実に来るとは限らない切なさと、その分いまを生きられることの幸せや感謝、などが詰まっていて。あたたかくて柔らかな曲。
「Life is one time」がこの曲のキーワードであるなと感じます。人生一度きり。いのちは夢ではない。人は永遠ではない。死はいずれ来る。だからいまを生きよう。というメッセージだとわたしは受け取りました。
わたしが一番好きなのは、玉さんの「映画のような〜」から、夏菜子ちゃんの「〜太陽を月を涙へと捧げて」までのところ。
「映画のような 漫画(アニメ)のような 壊れゆくいま… 僕らはなにを 愛と呼ぶかを 心に映し 痛む悲劇を 終えてはならない」
愛というものを再確認し、傷つくことから目を背けてはいけない。愛するものがあるからこそ幸せや喜びを感じることができるし、愛するものがあるからこそそれを失ったときには痛みや苦しみを感じなければならない。
そしてその痛みは映画やアニメのように美化できるようなものではない、、ということなのかな。
転調の仕方がちょっと不安になる感じだから、余計にそのあとのあーりんパートに幸福感・安心感を感じる。音楽わからないけど。歌詞と音の感じがリンクしてて好き。
「朝陽が街へ 還ってくる幸せ 抱き締めながら 還らない いまを生きよう」
街へ還ってくる朝陽。朝から晩まで繰り返す日々。でも「いま」というときは還らない、だから幸せを体全体で受けとめながら生きよう
朝陽が「昇る」のではなく「街へ還る」という表現と、幸せを「噛み締める」のではなく「抱き締める」という表現が大好きです。そしてあーりんの幸せそうな声色が相まってさらに大好きです。
「笑顔だけでは 渡れぬいまを渡れ 虹を架けるの 涙を太陽に捧いで」
涙=雨、虹は雨の後に出る
人生楽しいことばかりじゃないから、笑顔だけじゃなくて泣いてしまうこともあるけど、その後に虹が出るからそれを架け橋にしていまを渡ろう(生きよう)
というパートを「笑顔が一番」のコールを持つ最年長が歌うのが良いんだよね。
そして、「ここで待っている 始まりの場所に立って 夢から覚めた 涙を太陽に捧いで」
この曲が公開された当初はこうなるとは予想もしていなかったと思うけど、今この曲をCDで聞くとここでうるっときちゃう。
いのちは永遠だと思っていた夢(幻想)から覚めて、涙を流している。そしてやっといのちを実感して人として?スタート地点に立てている。他の気づいていない人を待っている。
本来の受け止め方をすればこんな感じになると思う。
でも、今はもういない有安さんが、夢から覚めて、始まりの場所に立って待ってるんです。
そう思ってここだけ見ると、アイドルという夢から覚めて、涙を流して、普通の女の子としてのスタート地点に立って待っている(見守っている)とも思えてしまうんです。
その決断もまた、Life is one timeを体現した結果なのだと思うとなんだか。余計に。
サボテンとリボンでは恋とかキスとかのパートを一切任されなかった夏菜子ちゃんが、
「再び恋を追いかける季節(とき)のような 張り裂けそうな 太陽を 月を 涙へと 捧げて」
今まで恋なんてしたことなさそうな(失礼)夏菜子ちゃんが、「恋を追いかける季節」をもうすでに体験しているかのようなパート。胸熱。
前2つは涙を太陽に捧いでいて、ここでは張り裂けそうな太陽と月を涙に捧げている。
捧いで、と捧げて、の違いは何なのだろう。太陽だけでなく月も涙に捧げるのはなぜなのか?
絶対何らかの意図あるよね。使い分けてるよね。なんだろう〜〜〜。
とにかくここ、夏菜子ちゃんの最後のところが今までの流れと違うから、ここのたたみかけでいつも泣いてしまう。夏菜子ちゃんのあの歌声も相まって、胸の奥が切なくなってしまう。
「アマランサス」が起きて見る夢、をテーマに人としての一生を表現していて、「白金の夜明け」は寝て見る夢、をテーマにしているから、全体的に幻想的な雰囲気の曲が多い。
イメージとしては天界で次の転生を待っている感じ。
そしてやっと最後の曲であるこの「桃色空」で少しずつ現実に引き戻される。「夢から覚めて」「いまを生きよう」といったメッセージが散りばめられていて、聴き終わった後にアマランサスのオギャー!に戻りたくなる。アルバムの中の意味合いとしてはこれで輪廻転生が完了なんだよねきっと。
いのちとは夢じゃないと気づけて新たないのちとして転生するから、いのちの夢から覚めた今日を語る(生きる)ことができるんですよね。
はー。ほんとエモい。
いつか歌詞考察じっくりやりたいなあ。知識が足りなさすぎる…。
というわけで、桃色空はいいぞ。
ももクロのイメージが怪盗とかサラバとかで止まっている人に特に聴いてほしい。
心が浄化されます。
2018年上半期を振り返る
今週のお題「2018年上半期」
ちょうどいいお題だなあと思ったので、使います。
わたしにとってこの2018年上半期というのは、アイドルの有限性を思い知った期間でもあったし、松本潤、そして嵐にズブズブとはまっていった期間でもありました。
1月。
紅白後、松本さんへの好きが止まらなくなったため、ひたすらお正月を松本さんに費やす。その頃友達に送ったLINEをここに残しておこう。
「あの…松本潤さんのビジュアルがイケメンすぎて沼に落ちそうです」
「弁護士ってかっこいい、そして松本さんのお顔が良すぎる」
このあと実際に底なし沼に沈むことをその頃のわたしはまだ知らない。
有安さんがまさかのももクロ脱退。それがきっかけでここに色々と書き始めた。
本人が決めたなら仕方ないと思って受け止めたけど、わたしはいまだによくわからないよ、有安さん。永遠だったはずの未来でさえもコワレモノだと知った。涙の幕張。新しい青空。
2月。
ますます松本さんにのめり込む。もう誰にも止められない。
ナラタージュをまだ上映しているところがあると聞き、観にいく。こじんまりとしたスクリーン、わたし以外2,3人しかいない客席。歌広場席と迷ったけど、ど真ん中で見た。すごく良かった。
ももクロのバレイベのLVに行く。たしか表だったかな。いろいろ4人体制の確立が見られた。キミセカとオレノーの振りが変わってしまったのが私の中で結構衝撃で、悲しかった。
この頃から嵐のレギュラー番組や出演する番組を見ることを欠かさないようになってきた。気づいたらFind The Answerを買っていた。メイキングのぽやぽや潤くんだいすき。おぞおにだいすきだからねえおれ。
3月。
99.9シーズン2が終わりを迎える。変でかわいくてすこし歪んでて切なくてただひたむきに事実を追い求める深山くん大好き。また戻ってきてね。
と、さみしく思っていたら。まさかの。
なに?このタイミング。神なの?いったい何回繰り返し見て夜が明けたことでしょう。エレベーターに閉じ込められるところと雪山の小屋のシーンがリンクしてるのどちゃくそ好きなんだよ〜〜〜(;_;)あと犬が怖い道明寺くんがツボ〜〜〜(;_;)
このおかげでわたしの睡眠時間が消滅した。
4月。
花晴れがスタート。ということは。
道明寺司の友情出演。
ほんの数分だったけど、道明寺が確かにそこにいた。本当に震えた。わたしの始まりとも言える道明寺に10年ぶりに会えた。興奮しすぎて鼻水と脇汗が止まらなかった。(きたない)
5月。
ナラタージュとuntitledのDVDを衝動的にポチる。ナラタージュに浸る。未公開含めたノーカット版を観たいよ〜。
友達にライブDVDをたっぷり借りて、ひたすら見る。スッピンデジタリアン、、すきです、、
ももクロ東京ドーム。脱皮してる途中だな、と感じた。生まれ変わるとか新生とかではなく。そんなにすぐ一掃できないほどあの子の存在は大きくて。ところどころあの子のエッセンスをそこはかとなく感じたけど、それも含めて次のステージに上がろうともがいている、4人の覚悟が見えた。
6月。
untitled。心に響いた。映像からでもわかるほどキラキラしてた。普段バラエティやドラマのイメージで見逃しがちだけど、前提として嵐というアイドルグループだったんだ、と、認識した。いや、認識してたはずなんだけど、目の当たりにした、って感じ。これを実際の目で耳で体感したらどうなってしまうんだろう。こんな夢のような体験を生でしてしまったらこのさき現実世界で生きていけるのだろうか。
特典の嵐会は最高すぎた。こういう、みんな仲良しで優しい世界を見せてくださってありがとうございます本当に〜〜〜(;_;)まだまだ見逃してるポイントが絶対あるはずだからまた暇なとき見る。
総括
下半期も、自分の好きな人たちを精一杯愛でていこうと思います。
「untitled」が初心者にやさしかった
「untitled」みました。
すごい。すごかった。
ただの"アイドルのライブ"として片付けられてしまうのはもったいなさすぎる。
基本的にアイドルのライブはファンが参戦するものでアウェイになるわけない。だから極論を言えば、何をしても盛り上がる。
そうでないにしろ、いくらでもマニア向けだったり内輪ネタしたり、私物化できるはずなんだよ。
そうなるとファンにとっては嬉しいだろうけど初見の人にとっては地獄でしかない。
だから不安だった。
前に書いた通り、去年の暮れから改めて好きになりだしたからアルバム曲もライブ内容も知らなかった。なにも。
この円盤を買っても自分はついていけないのでは?と。
でもそこはやっぱりさすがだなあと思った。ひとつ上の段階に行っているというか。
初回盤についてた嵐会を見たのも大きかったと思うけど。
敷居が低くて初見の人も楽しめる、ファンだったらもっと楽しめる、解釈が広がる、っていうひとつ上どころかもう他のアイドルを寄せ付けない勢いで高みに到達している。
「untitled」はエンターテイメントの世界だった。作り込み方とか、魅せ方とか、ひとつのショーを見ているようだった。
ただの曲の詰め合わせじゃなくて物語性とか流れが練られてて最高。
もちろんアルバムを聴いていたらもっともっと楽しめるのだろうと思うけど、こういう雰囲気のブロックだけど次は何だろう?こう来てたのにこの曲!?って、初見だからこそすごい楽しめたし、曲を知らなくても言わんとしていることがよく伝わってきた。
巨大スクリーンとか3Dとかスマホ映像とかペンライト制御とかその他諸々、新しいことを思いついて提案して確実に実現させるその流れにスタッフとの信頼関係と資金力を強く感じざるを得ないし。
よくディズニーみたい、って聞くけど本当にそう。映像からでもわかる。見終わった後の多幸感がすごい。
じゃあ彼ら自身はアイドルではないのかと言われるとぜんぜんそんなことなくて。ファンサめっちゃしてるしカメラ目線で撃ち抜かれるし歌って踊ってキラキラ輝く姿はまさにアイドル。The アイドル。
そこがいいんだろうなあ。
アイドルというものに誇りを持ちつつ、色んなジャンルから吸収していってライブのクオリティを高めていく姿勢がすきだ。
その上で、まだ途中であり「未完」であり夢見ることを止めない彼らがとてもすきだ。と実感した。
紅白で落ちた身としては潤くんのビジュがどんぴしゃで拝みたくなった。どんな瞬間もお顔がきれい。風雲、ビタスイ、Song for you、彼方へが特にすきです。
こちらからは以上です。
原点の話、原点回帰の話。
わたしが最初にアイドルとして認識したアイドル。好きだ、と思ったアイドル。
それは、嵐。
松本潤。
この人を好きになったからキラキラしたアイドルが好きというわたしの中のベースが作られたのかもしれない。
はじまりは演技。
花男リターンズとそれに伴う花男1の再放送で道明寺が好きになって。道明寺はわたしの初恋のひと。(BGM:初恋/宇多田ヒカル)
ファイナルも映画館で見たり、24時間のみゅうの足パパにあげるとか見たり。嵐の中だったらこの人好きだなーってぼんやり思ってた。
翔担の友達の影響を受けてそのあと嵐というグループ自体にも興味を持っていって。
生まれてはじめて自分でおこづかいはたいて買ったアルバム、5×10。attack it!の歌詞を友達と聴き取ろうと頑張ってたなあ。
あとね、わが家の歴史の義男くん好きでした………。
その時は本当にうわべでしか見ていなかった。クール俺様ドSツンツンキャラの松潤が好き!みたいな。松潤って呼んでたし。完璧でカッコよくて王子様なキャラクターが好き!カッコ悪い松潤は見たくない!みたいな。
今思うと、松潤が好き、というよりは、あの「絶対的にカッコいい道明寺」を演じた松潤が好きだったんだな。道明寺の面影を追い求めてたというか。
だからマネキンで残ったりダメ嵐で落ちたりVSでミスしたり、その後不貞腐れたり落ち込んだりする姿は見たくなかったんだと思う。
その後わたしは女性アイドル好きの子が教えてくれたももクロというものと出会い、はまっていくのです。(他人の影響を受けすぎ)
ももクロでオタクとしてのあり方を学んだ。
好きなら、見るだけじゃなくて会いに行ったり貢がないとダメだと学んだ。というか、バラエティとか歌番組とかの出演が無さすぎるからそうせざるを得なかった。
何はともあれ、ももクロのおかげで立派なドルヲタへと成長したのです。
で、そんなわたしがなぜか2018年の今、松本潤さんに再燃してるわけです。
いや、まじで沼。
まあその前から普通の人レベルで見てたことは見てたけれども。何せ国民的アイドルだから見ない日はない。
ももクロが出た時のひみあら、VS、しやがれは絶対見てたし(しかし嵐と共演するときのももクロは張り切りすぎていてみるのが辛かった)
失恋ショコラティエ見たり。
15周年の番組を見たり。
エンケンさんがジョッキを盛大にこぼす回のしやがれをたまたま見てアッシュの髪型が爆イケすぎてやっぱイケメンだなーと思ったり。
でも再燃まではしなかった。(今思えば超もったいない)
なぜ今だったのかというと。
本当に些細なことなんだけど、インスタのおすすめにしょっちゅう嵐の動画が出てきて。
しやがれの珍回答とか、ひみつの嵐ちゃんの5人の焼肉とか、ライブのメイキングとか。
かわいいなーなんて思ってたらいつのまにか花男を久々に引っ張り出して見てしまってたり。
じわじわと侵食されてた。インスタこわい。
そして、沼に突き落とされた決定的瞬間。
2017年の紅白歌合戦。
最強のビジュアルで登場し、完全に落ちました。小顔で、深山ヘアで、色白で、キラキラ発光してた。完全に天の使い。神様の最高傑作。
しかも高橋一生が後ろに座ってて、それにかぶらないようにちょっとかがむんだよ。咄嗟に。気遣いの人すぎるでしょ。
え、好き。
もっというとその後のカウントダウンでニノのお面でひょこひょこ遊んでたと思えば亀梨くんにゼロ距離で耳打ちされてたり。
うわぁ。ごめんなさい好きです。
転げ落ちたらもう早かった。
供給の少なさに慣れたヲタクへと成長を遂げていたわたしにとって、嵐の供給の多さはありがたい以外のなにものでもなかった。
レギュラー番組の元日スペシャルみて、
99.9の無料配信みて、(TVerありがとう)
番宣番組全部みて、
99.9のシーズン2を全部みて、
CD買って、メイキングに悶えて、
ナラタージュがまだ公開されてるところに観に行って、
花晴れの道明寺に興奮して、
ナラタージュDVD買って、メイキングに悶えて、
毎週レギュラー番組みて、
松本潤の尊さをあらためて知る。
昔好きだったとき以上に好き。比べ物にならないくらい今の松本さんがめちゃめちゃ好き。松本さんが好き。本当に好き。もう松潤とか呼べない。松本さん。潤くん。好き。じゅんすき。
この世にアイドルという形で存在し続けてくださることのありがたさをしみじみと感じる。
まつげがくるりんで、小顔で色白で発光しているあなたが好きです。あなたを構成するすべてのパーツが好きです。
ストイックとかパーフェクトな男とか言われつつ、天然で不器用でひたむきなあなたが好きです。
お兄さん達にデロデロに甘やかされて幸せそうにニコニコ笑っているあなたが好きです。
海外のファンにまぶしい生きものと形容されるあなたが好きです。その輝きに隠された努力、心配性で細部までこだわるアツいあなたが好きです。
究極のジャニーズオタクであるあなたが好きです。
約10年の時を経て原点回帰してます。という話でした。
佐々木彩夏様お誕生日おめでとうございます
6/11はとてもとても大事な日。
あーりんの誕生日。
佐々木彩夏。あーりん。あーちゃん。
ももクロの最年少。ピンク。
いわゆるぶりっ子キャラだが、最近は圧が強く裏番長とも。
ソロ曲はキャラソン。
今日は佐々木彩夏様への愛をつらつらと綴ろうと思います。
まず顔がいい。
こぼれそうなほど大きくてキラキラした瞳、すっと通った鼻筋、ぷにぷにでぴちっぴちのほっぺ、笑うとできるニャンちゅう線…
もうね、パーツ一つ一つでもかわいいのに、全部兼ね備えてるから最強なんだ。
しかもその良い顔を使ってあざとくぶりっこしてみたり、がははと笑ったり、不敵な笑みを浮かべてドヤ顔したり、ほっぺを膨らませて怒ってみせたり、表情が豊かでころころ変わるから最高にかわいい。
佐々木コールに怒ってからあーりんは反抗期!をぶりぶりに歌うあーりんを一度見て欲しい。最高にかわいいから。
次に、わたしはあーりんの仕草や言葉、表現が大好き。
ファンひとりひとりに対等に語りかけてくれているかのようなブログの文面。おうどん、おそうめんとかおをつけるのも品がにじみでていてすき。
遠くから見ていてもわかる、指先まで綺麗でしなやかなダンス。
基本のあーりんらしさはあるんだけど、その歌によってアイドル全開だったり、かっこよかったり、雰囲気を変える歌い方。
耳の聞こえない人にも歌を伝えようと手話を学んだり。
伝えよう、発信しようというのがものすごく原動力としてある人なんだろうなって思う。
そして自分の魅せ方が分かっているところが良い。セルフプロデュース上手なアイドルがすき。
仕草といえば何か食べた後に指なめるのもちっちゃい子みたいでかわいくて好き。
そして、内面ももちろん大好き。
ぶりっこキャラと思われがちだが、わたしはこれほど男気があるアイドルを他に知らない。
ももクロでキラキラ輝いていたい。って言ったあーりん。
キラキラした姿を見せるためにきっと水面下ではめちゃめちゃ努力しているだろうし、苦しいこともあるだろうに、それを表には見せない。
あーりんはめったに人前で泣かない。
あかりんが辞めるとき、れにちゃんが鋼の少女になったとき、このまえの10周年…
泣くのは誰かのため、もしくは感動したとき。
弱音を吐かない弱気にならない攻めつづける前に進みつづけるそういう姿勢がだいすき。本当にすき。
よく"圧"と言われるけど、最年少にして肝が座ってるというか、堂々とアイドルしてる。アイドルに誇りを持っている。ブレない芯がある。
そうやってあーりんがどっしり構えていてくれるからわたしは応援しつづけよう、ついて行こうと思えるのです。
何が言いたいのかまとまっていないけど、とにかく佐々木彩夏は本当に最高のアイドル。
お誕生日おめでとう。大好き。
TDFの覚悟を目の当たりにした
行ってきました。東京ドーム。桃響導夢。
ただただエモかった。
一曲目のZ伝説新シリーズ。初見だったけどもう涙がぽろぽろ止まらなかった。
5人でやる最後のライブのはじまりがZ伝説だったから、4人で10周年をお祝いするライブのはじまりはやっぱりZ伝説じゃなきゃね。
ゴリパン。ももかの要素もありつつ、あーりんらしさ全開で。何より始まる前のどよめきに不敵な笑みを浮かべるあーりんが最高だった。
ゴリパン以外も、ももかの歌割りだったところがうまく混ざって溶け込んでいて、本当にこれからは4人でやっていくんだなって実感した。ももたまい始まりの桃色空すき。
「今宵〜」のかなこちゃんは本当に反則。10周年おめでとう。心の底からおめでとう。
今回の席が右寄りでどっちかというとた行が多めな方?だったのであーりんが足りなくて残念だったのですが、クローバーとダイヤモンドで涙腺と顔面が崩壊したときはあーりんにこの顔を見られなくて良かったと思いました。
アンコールラストはあの空へ向かって。
幕張の時は覚悟ももちろん感じたけど、不安も伝わってきた。特にももかのところとか。
でも今回は迷いのない感じ、方向性が定まった感じを受けた。輝いてた。
たぶんこれから回を重ねるごとにどんどん違う輝きを放っていくんだろうな。
で、挨拶。またこれがエモくて。
れにちゃんは号泣してて。最年長が泣いてるともうなんか10年の重みを感じるよね本当に、、、
あーりんはかっこよかった。
タブーになりがちな辞めてった人たちのことに触れて、でもその人たちを決して下げるわけではなく、ももクロという存在を誇る
っていうすごい難しいことをけろっとやってのけるあーりんはまじでThe あーりんって感じがして最高だった。
幕張の時もそうだったんだけど、あーりんって、本当にももクロのことを誇りに思って大事にしてるんだなって伝わってくるんだよね。ももクロのことが、ももクロの他のメンバーのことが、ももクロにいる自分のことが、本当に好きなんだなって思う。
かわいくてかっこよくて最強の最年少。
しおりんも、4人になったのは必然だったって涙ぐんで言ってて。
5人でやっていきたかっただろうし、4人が必然だなんて思いたくない部分もあるんだろうけど、
ここでそう言うことによって全てを受け入れたというか、なんか4人のももクロとして新ステージに立った感じがした。
夏菜子ちゃんは本当にね〜………もう存在がエモい。
ももかが辞めるときの話を、泣いてひくひくしながら話してくれてありがとう。自覚はないかもしれないけど、普段あなたがわたしたちを笑顔で照らしてくれてる。あなたから元気をたくさんもらってる。感謝してもしきれないほど。
ペンライトという小さいことでしか返せないけど、それが暗闇から抜け出すきっかけになれたなら、こんなに嬉しいことはないよ。
最後の世界のももクロNo.1の自然発生もモノノフって感じがしてあたたかくてとても良かった。
本当に良いライブだったなあ。
ももクロ10周年おめでとう。
映画ナラタージュについて
ただただ苦い。
葉山先生は自分が以前妻を追い込んでしまったことが足枷になり先に進めない、
自分を救ってくれた泉はもちろん特別な存在だし愛しいと思っているが、妻のように知らず知らずのうちに追い込んでしまうのではないかと恐れて好意に応えない、
泉の好意を知っているくせにいざ自分はどうなのか聞かれると「ごめん」
妻とは別れたと言ったのに家に行くとかわいらしい刺繍が施されたクッション、好きじゃないって言ってた映画、2人の写真
全く冗談に聞こえない「あーん」の提案、桜を取ろうとした泉にキス、メンタルが不安定になると泉の声が聴きたくなり、時間かまわず電話
妻に別れを告げる勇気もなく、泉をばっさり振るわけでもなく。
脆くて優しくてずるいひと。
でも惹きつけられずにはいられない雰囲気がある。
本当に不思議。
助手席に座って泉をぼんやり見る先生のあの目、あの表情。
シャワーで濡れたあの横顔。
川沿いで泉の前を歩くあの背中。
柚子に何かできることがあったはずだと手を地面に打ちつけて悔やむあの姿。
泉の涙をぬぐうあの指。
そして、朝焼けの中佇むあの姿。
全部忘れることができない。
髪もさもさでちょっとダサくて存在感なさそうな先生なのに、映画を観終わっても心の中にその存在が強く残っている。
わたしもきっとこれから先、雨が降るたび先生のことを思い出してしまうんだろうな。
と、ここまでが映画館で観たあとに書いた感想。葉山先生が色濃く残ってるのがよくわかる。
そして、つい先日もう一回会いたくて思わず豪華版を買ってしまった。
で、これより下が今日オーディオコメンタリー版を観て思ったこと。まとまってないけど。
大抵の恋愛ものって、
お互い最初の印象が悪くて、当て馬キャラが途中で大活躍して、最後は結ばれる、みたいな流れが決まってきてるところがある気がして。
登場人物のようにみんながみんな純情でまっすぐではないし、フィクションなのにこれが正解だ!って王道とか正しさとかを押し付けられる感じが最近少し食傷気味で。
でもナラタージュはその既定路線からずれていて良かった。
恋愛というもの自体はかたちがなくて、その時思ったことや感じたことが思い出として残るだけであって、
それは昔になればなるほど自分の中で美化したり、
逆に「あれはなんだったんだろう?」と恋愛だったのか疑ってしまうようなものもあったりして。
本当の相手の気持ちなんて実際はわからないし、結局は独りよがりで、から回ってすれちがってつらくてにがくて。
でも、だから良いんだよなと思った。
恋愛の正しいあり方なんてないんだなってこの映画で再確認した。
葉山先生も泉も小野くんもどこか歪んでて、正しい人なんていない。
苦しいしもどかしいんだけど、不思議ととても心地よかった。
コメンタリーでもあったけど、柚子ちゃんの話の部分や、最後に葉山の家に行く部分を入れてくれてありがとうって思う。
ひとってそんなに単純で美しいものじゃないよって、
もっと複雑でいろんな感情が入り混じって醜くてずるくて脆いものなんだって、
それを示してくれているような気がした。
見終わった直後はけっこう余韻がすごくて引きずるんだけど、ちょっと経つと何故かすっきりするんだよね。自由に生きていいんだって思える。
良い映画でした。ナラタージュ。
3時間半バージョンもみたいなあ。